お笑い芸人の大島美幸が流産

大島さんが流産したときいて、人には言わないが内心片腹痛快だった。大島さんは女性お笑い芸人で、ブスキャラとして笑いをとっていた。同じ女性として、彼女が笑われているのはいやなきがして同情心も持ったが、同時にこの人と私は違うんだと思って笑ってもいた。私もどんどん年をとり、昔のように若いだけでちやほやされなくなった。婚活もなせず、周りとの差を感じているときに大島さんの結婚、妊娠をきいた。ブスと言われ続けた彼女が、結婚し誰かに愛されているという事実に、祝福も覚えたがどうしようもない嫉妬心もあった。結婚報道の際、彼女は別に整形して記者会見にのぞんでいなかった。ブスと言われた顔で、幸せオーラいっぱいの様子に腹を立ててしまった。そして、流産のニュースにせせら笑ってしまった。思うに、彼女をブスと笑っていた男性の声が私にはりついて、彼女を同じ女性だけど私たちより下、と見下したい女の顔がわたしについてしまったんだと思う。流産は心にも体にもいいようもないダメージがあることは、人として理解はできる。が、彼女を笑い続けたくなってしまい、どうしても上から目線をやめることができなかった。